ウェブマーケティングできてますか?

「ホームページをつくったけれどもアクセス数が伸びない」「イベントに集客するために、どのような打ち手をとったらよいのかわからない」といった悩みは、Webマーケティングによって解決できます。1回の施策ですべて解決できるわけではありませんが、知って打ち手をとるのと、知らないで何もしないのでは大きく差が出てきます。こうしたWebマーケティングの基礎理解と、実務運営サービスを提供されているサイバーリーチの石出さんに聞いてみました。

この記事は「クラ音!!!」のタイアップ記事広告として取材・編集し掲載したものです。

Webマーケティングとは何か

Webマーケティングとは、Web媒体を使っておこなうマーケティング活動です。自社サイト、ECサイト、メディアサイトといった自社(あなた)が運営しているサイトへの訪問者を増やし、認知拡大、事業成長を目指します。Web上に広告を出すことも1つの手法ですが、ここでは広告以外のマーケティング手法を考えます。それがSEO対策とSNSマーケティングです。

SEO対策とは、「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化という意味です。検索エンジンというのはGoogleやYahoo!といったサイトが提供しているシステムで、キーワード等を打ち込むと情報を探すことができます。Webサイトを上位に表示させ、見込み客となるユーザーにクリックしてもらう機会を増やし、自社のWebサイトに訪問してもらえるよう行う対策のことです。

SNSマーケティングとは、SNSを活用して発信し、事業成果向上につなげる取り組みのことです。使うSNSは1つとは限らず、ねらいにあわせて活用します。SNSの特徴は、顧客や見込み顧客層と直接コミュニケーションがとれることです。一方でネガティブな情報が拡散するリスクもありますので、特性を理解して活用しましょう。

SEO対策とSNSマーケティングの手法は、以下のような特徴があります。

  • オーガニック検索数を増やしたい時に役立つ…オーガニック検索とは、情報を目にして直接クリック、あるいはキーワード検索等によって、サイト訪問をする行動です。自然流入とも言い、広告ではないきっかけでサイト訪問してくることを指します。
  • コストをかけずに実施することが可能…広告の場合は広告費をかけることになりますが、SEO対策やSNSマーケティングは、お金をかけずに実施することができます。誰でもいつでも始められるのが特徴です。ただし社内にノウハウがなく外部委託する場合は費用が発生します。
  • 運用する手間がかかる…お金をかけない代わりに、発信コンテンツをつくったり、高頻度で発信したりする工夫は必要です。また、1回で効果を出すのは難しく、継続的に実施する必要があります。

Webマーケティングの進め方

Webマーケティングを進める際には、目的・目標・課題の設定から始めます。「ホームページをつくったけれどもアクセス数が少ない」のが課題なのか、「新たに商品を売りたいが、何も発信手段がない」のが課題なのか「問い合わせが想定以上にない」のかでは、取り組むべき内容が変わってきます。

【ステップ1】

  • 目的を確認する:何のためにWebマーケティングをしたいのか
  • 目標を設定する:Webマーケティングを通じて何を達成したいのか
  • 課題を整理する:現状できていること/できていないこと等

次に、課題解決の方法を検討します。課題解決の方法は、できるだけ具体的にします。たとえばSNSマーケティングをするといっても、どのSNSを使うかまで考える必要があります。文章の発信なのか、写真なのか、あるいは動画活用が有効なのかといったところを考えていきます。

【ステップ2】

  • 課題解決の方法を検討する:どの層に何を伝えてどのような変化をねらうのか
  • 具体的な手段を検討する:いつどのように伝えるか

具体的な手段を検討する時には、制約条件についても考えましょう。予算や工数に制約があれば、その制約内で考える必要があります。SNSマーケティングの場合、コストはあまりかからないことが多いですが、運用し続ける工数は必要です。

写真を定期的にアップロードすることで発信をしようと考える場合、「誰がそれをやるか」「どの程度の頻度でやるか」といった点まで考えておかないと、継続できなくなってしまいます。

【ステップ3】

  • 制約条件を検討する:Webマーケティング手段を決めるうえで制約条件はあるか
  • 継続可能性を検討する:選択したWebマーケティング手段は誰がどのように担うのか

ステップ1:目的・目標・課題を明確にする

Webマーケティングをしようと思った背景には、目指したい状態があるはずです。何を目指してどのような状態を目指すのかを明確にするのが、目的・目標の明確化です。

目標については、できるだけ定量的に設定しましょう。サイトアクセス数などはログで確認することができます。「アクセス数を伸ばしたい」に終わらせず、「現在〇件のアクセス数であるものを、□件にしたい」といった形で表現します。Webマーケティング施策の数値はプロセス目標、事業成果は結果目標で、いずれで表現しても構いません。プロセス目標が達成できれば結果目標も達成できるという関係にあるからです。

【目標設定時の観点】

  • プロセス目標:Webマーケティング施策における目標数値例…サイトアクセス数、SNS登録者数 等
  • 結果目標:事業成果に関する目標数値例…新規顧客数、売り上げ向上率、目標売上高 等

あわせて、課題も明確にします。課題を整理していると施策まで思い浮かぶかもしれません。しかし先走りせず、なぜそう思ったのか、背景や理由、あるいは起こっている事象をまず洗い出しましょう。課題をしっかりと設定すれば、必要な打ち手が的確に検討できるようになります。

【課題整理時のポイント】

  • 必要だと思うことの背景・理由を考える…たとえば「SEO対策が必要だ」と思っても、SEO対策という施策に最初からとらわれすぎると本質的な対策がとれない可能性があります。なぜその施策をしたいと思ったか、理由を掘り下げることが課題の明確化につながります。
  • 課題に思った事象やシーンを具体化する…過去に行った施策とその効果はどうだったか。よいと思った他社施策は何かといった具体的な情報をまず洗い出します。うまくいったこと、うまくいかないことを比較して分析するのは、課題を見つけ出すアプローチの一例です。

ステップ2:要因に合わせた打ち手を立案する

課題を抽出できたら、どのように解消するか、打ち手を考えていきます。

SEO対策は、特徴的なキーワードを多く発信することで、検索上位に位置することをねらいます。発信したいキーワードがある時に向いています。そのキーワードをどれだけ効果的に発信するかの企画・実行が打ち手となります。キーワードを増やすための1つの手段が、記事コンテンツです。記事にすれば、サイト内の情報量を増やすことができます。どのような記事を誰が作成し、どのように発信していくかを立案します。

SNSマーケティングは、課題整理によって対象層が絞られる場合に向いています。SNSといっても複数の種類があり、どれを使うか、何を発信するかを決めていく必要があります。たとえば飲食店のメニューを伝えるなら、文字よりも写真が向いているでしょう。見てほしい層を意識しながら写真とコメントを作成します。1回きりの投稿では、ほぼ効果はありません。週にどれだけ投稿するか、誰がいつその作業をするのかといったことを立案します。

ステップ3:施策のPDCAを回し、運用ノウハウを定着する

Webマーケティングの特徴は、反応がすぐに確認できることです。たとえばホームページの場合は、アクセス履歴や各ページへの滞在時間を確認することができます。何か施策を打った時にアクセス数が増えていれば、何らかの効果があったと見ることができます。

たとえば記事コンテンツの場合に、記事によってアクセス数が違うならば、その理由を深掘りしてみてください。どういうルートで記事にたどり着いているのか、どういう属性の人が来ているのか、公開した時間が関係しているか等々を見て、効果的だと想定されるものを次にも適用してみます。

何回か繰り返すと、何が有効なのかが見えてくるようになります。それを自社の勝ちパターンとして確立します。勝ちパターンが見えてくると運用も効率的にできるようになります。

Webマーケティングを外部に相談する

株式会社サイバーリーチに相談すると、このステップを伴走しながら実施してくれます。最初の「ヒアリング」で目的・目標・課題を確認し、課題整理・要因分析をしたうえで施策を立案します。実行まで担う場合もあれば、施策立案までのサポートである場合もあります。「何をやったらよいかわからない」という悩みを抱える場合には、課題抽出から施策立案の過程での外部活用が役立ちます。

株式会社サイバーリーチに相談する時のメリットは、自分でも気づかない課題意識を引き出してくれたり、目標に向けた適切な方策を教えてくれたりすることです。モヤッとしていることを「言語化」してくれるメリットは大きいです。

たとえば、ブログでもSNSでも発信を続けてきたものの、なかなかサイトアクセス数が伸びないという悩みを抱えた人がいました。本人は「自身の専門分野は難しいので、ニーズそのものがない」という認識でしたが、そうした時に外部が関わると「記事ごとのアクセス数を見てみませんか」「流入経路はどうなのでしょうか」といった観点で視点を広げます。記事によるアクセス数の幅がかなりあることがわかれば、「全体的にニーズがない」のではなく、「アクセス数の違いを分析してみると、ヒントがあるのではないか」と課題整理から要因分析に進みやすくなります。

また株式会社サイバーリーチは、顧客層ごとの行動特性やSNSのトレンド情報等を豊富に持っています。自己流で取り組んできたものの、なかなか効果が見いだせない場合には一度相談してみるとヒントが得られるかもしれません。自分たちでは気づかない課題、あるいは強みをきちんと棚卸しすることが、事業成果を左右することもあります。

Webマーケティング支援を行っている株式会社サイバーリーチのご紹介

ボーダレスで豊かな、社会の経済成長に貢献する」をビジョンに掲げ、Webマーケティング支援をはじめ、デジタルを活用したつながりの最大化に関する事業を行っている会社。特徴はクライアントの思いや課題を聞く最初のパートに時間をかけることで、強みをいかに届けていくかを重視しています。代表の石出氏は「デジタルマーケティングは誰でも活用できる、非常に可能性がある手段です。サイバー空間でいろいろなつながりをつくり、経済的・社会的・文化的な付加価値を生み出すために貢献したいと思って事業を立ち上げました。クライアントの思いや強みを適切なプラットフォームに載せて届けることを、サポートの際には意識しています。」と述べています。

Webマーケティングでお困りの方や、今のマーケティング会社の担当者に不満のある方、何から着手するかお悩みの方はお気軽にご連絡ください。

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