【12月16日、兵庫県神戸市】ひばり音楽教室 Presents Christmas concert 2023 が開催されます。
12月16日(土)、兵庫県神戸市にある「神戸布引ハーブ園内 森のホール」において、ひばり音楽教室 Presents Christmas concert 2023 が開催されます。
日時:
12月16日(土)
14:00(開場 13:30)
場所:
神戸布引ハーブ園内 森のホール
・ロープウェイ「ハーブ園山麓駅」より約10分
プログラム:
第一部
ベートーヴェン / ピアノソナタ第8番 『悲愴』 Op.13
ベートーヴェン / ピアノソナタ第14番 『月光』 Op.27-2
※布引ハーブ園のドイツクリスマスと共にお楽しみください
第二部
クリスマスのお話 朗読と音楽
メッセージ:
皆様にとって今年はどんな一年でしたか?
ジムとデラの心温まるクリスマスの出来事。
ほんとうの「思いやり」とは…。
とっても温かいお話に合わせて音楽を奏でます。
素敵な一年の締めくくりとなりますように。
出演:
朗読 オトザイサトコ
Pf. 北村明日人
Vn.井上佳那子
Vc.大熊勇希
Vla.井木恵
ひばり音楽教室の生徒
費用:
一般 2,500円
高校生以下 1,000円
未就学児無料
親子ペアチケット 3,000円
※別途ハーブ園入場料がかかります。
チケット申し込み:
・ひばり音楽教室
072-755-7489
hibari.musicschool@gmail.com
紹介・メッセージ:
・北村 明日人 Asuto Kitamura
神戸市出身。
第46回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ。
併せて聴衆賞、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞を受賞。
第17回東京音楽コンクールピアノ部門第2位。
第9回ショパン国際ピアノコンクール in Asia アジア大会金賞。
第1回若い音楽家のためのシューマン国際ピアノコンクール
(ドイツ)第2位。 Rahn Musikpreis (スイス)にて第1位。
Bruno-Frey-Stiftung (ドイツ) 奨学生に選出される。
東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック 管弦楽団、
新日本フィルハーモニー交響楽団、 大阪交響楽団、
チューリヒアカデミー室内管弦楽団、
ライゼ・カンマー・オーケストラ等と共演。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て
チューリヒ芸術大学音楽学部及び
大学院ソリストディプロマ(スイス)卒業。
東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程を修了。
修了時に大学院アカンサス音楽賞、 藝大クラヴィーア賞を受賞。
伊藤恵、Eckart Heiligers各氏に師事。
・ひばり音楽教室
ひばり音楽教室は、表面的な技術向上は目指していません。
兵庫県宝塚市、西宮市にある音楽教室。
音楽の素晴らしさを感じる心を育てることを第一に考え、
それを表現するために必要なことを一人ひとりに合わせて考えます。
昨今、大小さまざまな音楽コンクールが全国各地で行われていますが、そこに集う小さな音楽家のうち、「音楽が好きで好きで仕方がない」 と思っている子はどれほどいるでしょうか。
出番直前の控え室を見ていると、親や先生に無理矢理練習させられ、
怒鳴られながらステージに向かう子が少なくありません。
技術だけを求め、 心を無くしたかのような演奏をする人の多さに驚かされます。
スポーツの世界では 「心技体」の精神の重要性が認知されています。
しかし、同じパフォーマーであるはずの音楽家は、
なぜ心を失わせてまで技だけをもとめるのでしょう。
私はピティナ・ピアノコンペティション特級のグランプリを受賞しています。
私がコンクールで演奏したプログラムはすべて、
私が心から好きだと思い、心の底から表現したいと思う曲で揃えました。
例えばバッハは中学生部門の課題曲で出るような曲ですし、
ベートーヴェンは高校生部門の課題曲でもありました。
コンクール映えのしない、
いわば 「勝つため」のプログラムではない選曲でありながらグランプリを受賞できたのは、
私自身が心の重要性を 認識していたからでもあります。
当たり前の事ですが、 バッハもベートーヴェンも人であり、心を持っています。
彼らの作品が色褪せず、今も演奏され続けているのは、
そこに内包されている精神の素晴らしさ、情感の豊かさによるものでしょう。
自分の技巧を披露するためではなく、 作品の素晴らしさを享受できる喜びを感じ、
それを人々と共有するために演奏するほうが幸せだと思うのです。
音を追うのではなく心を追う、その意志こそが自分自身の音楽を生み出した、
さらには音楽を超えた自己理解、他者理解の要となると信じています。